小型衛星市場では航空機からの打ち上げが主流になるか

29 Mar


General Orbit社


Swiss Space Systems社

小型衛星の市場は今後拡大すると予想され、新たなロケット打ち上げ需要に応えるべく、ベンチャー企業が名乗りを上げている。

日本でもホリエモンが創業したSNS社が、小型衛星の打ち上げロケットを開発中だ。

Space Works Commercialレポートによると、2020年には年間100機の超小型衛星(1-50kgサイズ)が打ち上げられると報告されている。

日本では大学発ベンチャーのアクセルスペースが逸早くこの超小型衛星市場に名乗りを上げている。

また米国でも去年までに86億円($91M)の資金を集めたSkybox Imagingなどのベンチャー企業が登場するなど小型衛星市場は今後の需要拡大が期待されている。

衛星の需要が見込まれると、宇宙まで運ぶロケットも必要となるわけだ。

この小型衛星の打ち上げ市場に参入しようとしているのが、日本のSNS社、米国のGeneral Orbit社やスイスのS-3社である。

SNS社のロケットの全体像は明らかになっていないが、General Orbit社とS-3社は既存の航空機と各社独自のロケットとのハイブリッドで衛星を打ち上げようとしている。

小型衛星の打ち上げに必要な「早く、安く」という要求に応えるためだ。

S-3社のコンセプトをみると、航空機は何度も発着できロケットも1段目は空港に帰ってくる。打ち上げに必要な機材の大部分を再利用できるというのがハイブリッド方式の利点である。

もう一つのポイントは運用のしやすさである。

ロケット部分を航空機である程度の高度まで運べば、射場の悪天候で打ち上げをキャンセルすることが無くなる。

打ち上げ延期に伴う余計な時間・コストを削減できるため、「早く、安く」衛星を宇宙に運ぶことが出来るわけだ。

射場のある僻地まで衛星を運ばなくても、ロケットが近くの空港までピックアップに来てくれるなんてことも可能かもしれない。

新しいロケットが空を飛ぶ日が楽しみだ。

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